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自己とは何か? ―3つに分けると簡単に説明できる― 「自己」にはいろいろな側面があり、自然科学で扱うのは難しそうです。ところが神経基盤で大きく3つに整理すると、扱いが簡単になります(図1)。
身体的自己自分の身体を他の外界から区別する認知処理には、高次感覚野と運動関連領野が関与します。脳機能イメージングでは、自分の顔や自分の身体運 動を認識する時に、これらの領域の脳活動変化をとらえることができます
社会的自他関係:自己と他者との社会的関係は、側頭-頭頂接合部・前頭前野背内側・側頭極のネットワークで認知処理されます。自分の個人的な知人を認知 した時や、他者からの視線を察知した時に、これらの領域が活動します。
自己の社会的価値:自己の社会的価値は、前頭前野腹内側・後部帯状回のネットワークで認知処理されます。自分の性格や能力について評価している時や、他 者と比較可能な文脈での自己認知時に、これらの領域が活動します。 (本当に3つだけなのでしょうか?本当はまだ研究中です。)

社会認知モデルの再構築 ―内部シェーマですべてが説明できる!― 3つの自己はすべて内部シェーマ(出力とフィードバック入力の結びつき)で説明できます。身体的自己は運動出力とそのフィードバック感覚入力の結びつき (運動感覚シェーマ)、社会的自他関係は対人行動とそれに対する他者の反応との結びつき(対人関係シェーマ)、自己の社会的価値は自己の社会行動とそれ対 する社会評価の結びつき(社会価値シェーマ)です(図2)。 内部シェーマは「自己」だけでなく様々な社会認知モデルを説明することができます。例えば「心の理論」は対人関係シェーマで、「ミラー(ニューロン)システム」は運動感覚シェーマで、といった具合に。 (そんなに簡単な話でしょうか?本当はこれから確かめなければいけません。)

社会科学のツールとして ―実は難しい、脳機能イメージングの使い方― 様々な社会科学分野の研究者と共同研究を行っています。異なる発想のぶつかり合いは刺激的で楽しいものです。社会科学系の既存の実験パラダイムは、そのま ま脳活動測定に持ち込んでも大概うまくいきません。脳機能イメージングを活用するには、研究目的のレベルで発想の転換が必要です。以下の3つの視点はいか がでしょう。
社会科学のモデルを検証する:社会科学のモデルは、元をたどると昔の著名な研究者の直感に過ぎない、ということがしばしばです。その妥当性を脳科学的に検証してみましょう。
新しいモデルを構築する:人の心の働きについて適切なモデルが世の中に存在しないという事があります。それなら実験課題を作って脳活動を測定してみま しょう。活動領域についての先行知見から突破口が開けるかも知れません(図3)。
心の働きや個性の指標として:人の心の中や、個人特性は、多くの場合客観的に測定するのが困難です。脳活動を指標にしてこれが測定できるかもしれません。


画像 杉浦先生


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